九州産直クラブ 社長のblog

九州産直クラブ社長 吉田登志夫の公式ブログです。九州産直クラブの商品や生産者、九州の野菜、肉、魚などの内容や、イギリスのオーガニック市場、フェアトレードなど、様々な情報をお届けします。

natural natural成城学園駅前店 藤井聡美店長の来福

ドリームグループ(産直クラブ&natural/夢広場)社長の吉田登志夫です。

成城店の9月からの新しい店長:藤井聡美さんが福岡で開催された店長会議に参加されました。まだまだ売り上げが足らない成城店ですが、藤井さんのフレッシュな感覚で成城ならではの品ぞろえと店づくりに期待しています。会議終了後、藤井さんと一緒に各店視察を行いました。

<春日店では、めぐみの里の中島さんが火・金曜野菜市を開いてくださっていました。左は春日店長:坂本さん、右が藤井さん>

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<長丘店でも店頭火・金野菜市が開催されていました。>

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<ちょうど買い物に来られていた肉加工の大誠食品・黒川さんと出会いました。左から長丘店長・柳田さん、藤井さん、黒川さん、吉田>

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<イオン笹丘スタイル店では責任者の原田さんとポップの出し方で話がはずんでました。>

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<マリナ店ではずらりと並んだ刺身を見て「成城店も負けてないな」とつぶやいてました。>

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九州産直生産者の会 総会と宴会と大宴会

ドリームグループ(九州産直クラブ&夢広場/naturalnatural)社長の吉田登志夫です。

9月初めの土曜日、久留米のブリジストン会館で毎年恒例の九州産直生産者の会総会が開催されました。会員と生産者の産地交流会や料理会などの活動や農法の交流などを年に一度生産者とドリームグル―プ社員が集まって話しあいます。僕はちょっと都合があって、夜の宴会から参加しました。「会議はパスして、飲み会から参加します」と言うと、「まあ、よかたい」許してもらえました。

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ここまでは普通の宴会でした。それからが、すごかったです。開催幹事が地元久留米のめぐみの里・高鍋さんだったので、2次会は高鍋さんの彼女?の店を貸し切りでの大宴会になりました。

<高鍋さんが彼女?マリアンヌといちゃついているのをおもしろげに見ているのはなんと!去年結婚したてで赤ちゃんができたばかりの息子さんのお嫁さんです。息子さんはお子さんを抱えて先に帰宅、お嫁さんは義理の父上のご乱行を楽しんでました。>

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<ショータイムで最初に歌い出したのは高鍋さんとお嫁さん(右)とやはり生産者の若嫁さん(左2番目)。なんとも生産者さんのお嫁さん達は元気です。>

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<絶叫しているのはめぐみの里/樋口さん>

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<熊本・植木:万名村の内田さんはスマートな歌でした。>

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<熊本・阿蘇:グリーンファーム元気豚生産者の島川さんはしっとりとデュエット>

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<熊本・宇土の本田さんは舞台中を走り回っての最高のパフォーマンスでした。なんとも歌が上手です、高鍋さんは始終ステージで踊りまくっていました。>

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まあ、なんともすさまじい楽しい2次会でした。僕は2次会で失礼しましたが、この後も沢山、事件があったそうです。

 

 

 

 

 

熊本・小国町黒渕の辛島さん訪問

ドリームグループ(九州産直クラブ&夢広場/naturalnatural)社長の吉田登志夫です。

お盆明けに小国町で田んぼやハウス畑作でお世話になっている辛島さんご夫婦を訪ねした。お盆明けと言っても福岡のお盆のことで、小国町のお盆は7月に終わっていますが、

<辛島さんご夫婦と>

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辛島家は代々、小国町・黒渕町で農業を営まれていますが、辛島さんのお子さんたちは町で仕事をされており農業を継ぐ人がいないということで菊池農場にその田畑を譲渡されました。で、今は辛島さんの指導の下に菊池農場や自立農畜産のスタッフが菊池から1時間かけて通って耕作しています。黒渕町は田畑が段々畑で小さな単位でつくられており、安倍政権の「農地の集約と大規模化方針」には絶対にそぐわない日本の伝統的な農村です。ここも事例にもれず、時代の波に押されて高齢化が進み、約20戸の農家でつくる中山間地共同体の中で62歳の辛島さんが一番の若手だそうです。他の農家さんは皆高齢化し、4,5戸を除いてはみんな辛島さんが請け負って田んぼを作っておられます。この先、辛島さんが農業を辞められるとなったときは後継者問題が即、発生します。「そのときまでにドリームグループが黒渕地域で頼られるようになったらいいね」と将来の展望の話が出ました。菊池とは地域が違うので「小国農場OR黒渕農場」のような地域の名前がついた独立した農業組織がつくっていけたらと思っています。

<日本の原風景のような菊池農場所有の田んぼ:今年はあか牛に食べさせる飼料米を無農薬で育てています。>

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<田んぼの側のビニールハウス:以前はトマトがメイン、いまはキュウリやオクラインゲンなどをつくっています。>

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<ハウスの担当は自立農畜産の若杉さん:辛島さんに手伝っていただきながら秋野菜の準備が進んでいました。残暑が厳しい、>

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natural natural成城学園駅前店 店長の交代

ドリームグループ(九州産直クラブ&夢広場/naturalnatural)社長の吉田登志夫です。

お盆を前に、東京・natural natural成城学園駅前店の店長の交代人事のための現場ミーティングを行いました。成城店はオープンから4年目に入りましたが、開店から勝原岳志店長が頑張ってきました。どんなに頑張るスタッフでも、さすがに4年目にはいるとなると視点転換が必要となってきます。勝原店長も次のステージを自分でつくっていくという課題もあり、8月いっぱいで成城店を卒業して、9月から英国ロンドン店勤務としました。本人に「次の仕事場の希望はあるか?」と聞くと、「やっぱりもう一度、ロンドンでやりたいかな・・・」という答えでした。勝原店長は一度短期間ロンドン店勤務の経験があります。

<勝原岳志店長>

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勝原店長は学校を出た後、海外青年協力隊でアフリカ・ブルキャナファソで数年間ストリートチルドレン達と付き合って、帰国後福祉関係の仕事につき、その後福岡の夢広場で魚捌きの修行をし、短期ロンドン勤務を経て、東京・成城店長を務めています(英語よりフランス語がわかる)。成城店での3年半の仕事の成果をロンドン店で十分に発揮してほしいと期待しています。もしかしたら、話題に上っている「オックスフォード新店」のオープニング店長を言い渡されるかも・・・・?

<natural natural成城学園駅前店:元気のいいポップでいっぱいです。>

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<natural natural成城学園駅前店の一番人気は九州鮮魚です。九州から赴任した村畑さんが切れ味抜群の刺身を曳きます。地域一番の鮮度と味でファンが沢山。>

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<ミーティングの後は近くの居酒屋で飲み会です。左から吉田、藤井聡美さん(新店長)、勝原さん、丹波さん(接客・発注・総務・経理などなんでも担当)、村畑さん(魚担当)>

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ビマとバガスと花火大会

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ドリームグループ(natural natural/夢広場&九州産直クラブ)社長の吉田登志夫です。

ビマとバガスが「花火大会に行きたい」と言ったので、8月1日仕事が終わってから大濠花火大会に行きました。さすがに大濠公園の雑踏の中に座る勇気はなかったので近くの小さなレストランを予約して、飲みながら見ました。

<左がバガス、右がビマ>

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ビマとバガスはドリームグループの自社惣菜製造工場:那珂川キッチンのインドネシアからの研修生、3年の任期がこの12月で終了となります。来たときはビマは18歳・バガスは20歳で、今は約10名ほどの調理製造スタッフの中でも最も頼りになるスタッフに成長しました。でも、研修生任期は3年で延長はききません。2人とも「日本でもっと仕事がしたい」と言ってますが、国家・出入国管理の壁があり、来年1月には帰国となります。超高齢(少子)社会に突入した日本は、インドネシアなどの若い労働力の助けを借りずには社会が維持できない構造になってきています。北欧や(うちの店舗と鍼灸クリニックがある)英国などは労働力の枯渇の事実を正面から見つめて、フィリピンをはじめとするアジア・アフリカ・南アメリカなど「若い労働力に余裕がある国」から「労働者」としてリスペクト(尊敬)して青年たちを迎えています。日本政府も渡来する若い労働者に対しては、「研修生」などと実態とは沿わない呼び方や縛り方はやめて、日本社会で働いている普通の人達と同じ労働条件できちんとした「労働者」として働いてもらう環境を整備する必要があります。日本は、大きくなるはずもない経済(成長)をおっかけるのではなく、生産・労働・消費がリーゾナブル(適正)な形でつくられる公正な落ち着いた社会を目指すべきでしょう。

食事が終わって花火をベランダで見ている時、ビマとバガスはもってきたピーナツやポテトチップスを同じエリアに立っている知らない子どもたちや母親、おばあさんなどに「どうぞ」と配って、一緒に食べようとしていました。すすめられた人は一瞬、とまどいながらも「ありがとう」と受け取っていました。彼らのこの行為にハッとさせられました。どこかで置き忘れてきてしまったこと・・・・、