九州産直クラブ 社長のblog

九州産直クラブ社長 吉田登志夫の公式ブログです。九州産直クラブの商品や生産者、九州の野菜、肉、魚などの内容や、イギリスのオーガニック市場、フェアトレードなど、様々な情報をお届けします。

セブ島フェアトレード組織SPFTC訪問

SP加工工場前で新人研修スタッフたちと

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樹齢15年となったJNT(ジェイネット)マンゴーの木

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オーガニック:九州産直クラブ社長の吉田登志夫です。

57日、ジェイネットフェアトレードの蒲池さんとセブ島を訪問しました。今回のフィリピン訪問は、「ドライマンゴーの製造再開の状況点検」と「復興企画新商品の流通確認(とくにフレッシュマンゴーの入念な打ち合わせ)」が目的です。

フィリピン台風30号ヨランダ被災から半年経ちますが、時の流れを早く感じます。ジェイネットフェアトレードでは大型台風で家とマンゴーの木を失った多くの農民や加工工場・商品・原料に影響を受けたSPFTCフェアトレードグループの復興の資金をつくろうと「台風被災復興企画」を立ち上げ、その準備と営業に取り組んでいます。「ドライマンゴー」製造再開は軌道に乗りつつあり、関西よつ葉連絡会さんの再開企画がはじまり、パルシステム生協連合さんのカタログ企画も7月から再開予定です。産直クラブ、にんじんクラブ、神戸消費者クラブの企画も5月に再開されたのですが、この分の商品の輸入が通関でストップしてしまいました。「細かな製造過程の書き方に不備がある」ということです。もう15年も同じ書類で輸入していますが、なぜか今回はストップしてしまいました。でも、ドライマンゴーの製造は軌道に乗った様子です。復興企画の新商品は「マンゴーピューレ」「マスコバドシュガー」「ココナツシュガー」「ココナツオイル」「ココナツ炭」と「フレッシュマンゴー」です。それぞれの商品の製造・物流の打ち合わせは英語の達者な蒲池さんが入念にやってくれました。

SPFTCとジェイネットフェアトレードとのお付き合いはもう15年になります。最初のドライマンゴーが製造・出荷された時(1999年)にSPのスタッフがマンゴーの木を植樹してくれていました。その木には「JNT Mango」という名札がかけてありますが、15年で随分と大きな木に育ってくれています。その木のかけられている言葉は「生き方を変えよう。フェア(公正)、シェア(分かち合い)に」と書かれていました。

私たちがセブ空港に到着したのは、定刻2時間遅れの午後11時。空港には20代後半の専務役のダリと20歳になったばかりの経理担当ジェリーンの若い女性フタッフ2人が迎えに来てくれていました。彼女らはそれぞれ2人の子供がいます。その若い母親の2人がこんな遅い時間に何故、仕事ができているのか?尋ねてみました-「こんな遅い時間に、子どもたちは誰が面倒見ているの?」、「ファミリーよ」という答えでした。そうです、彼女たちは貧しいけれど、大家族で生活をしており、子どもたちの面倒はみんなでみているのです。フィリピン多くの女性たちは(国家政策として)「海外での出稼ぎ」で「国家財政」と「ファミリーの生計」を担っています。その彼女らが柱として働いていく環境はファミリーが支えています。