菊池のお彼岸
旭志村の彼岸花ロード、向こうが鞍岳もうすぐ収穫を迎える田圃には白い彼岸花も、
オーガニック九州産直クラブ社長の吉田です。
お彼岸の週末は菊池で走る豚の武藤さんや牛のおっぱいの吉井さん、クラブ顧問で獣医の藤井先生などと連チャンで、飲んでいました。武藤さんとは次の10年の計画を話しました。吉井さん、藤井先生とはシリカ牛乳の次の段階について話しました。まあ、僕は焼酎3杯を飲んだら、ほとんど覚えていませんが・・・。
菊池は彼岸花がきれいでした。特に旭志村の田圃地帯から菊池農場へ向かう畦道は真っ赤な色で染められていました。彼岸花はアルカロイドという毒があるため、「毒花(どくばな)」「痺れ花(しびればな)」などとも呼ばれています。その反面、でんぷんを多く含んでいるため食用可能で、毒は水にさらすと抜けるため、昔は飢餓の苦しい時に毒を抜いて食用にすることもあったそうです。田んぼの畦道に彼岸花が多いのは、その毒でモグラや野ネズミを防除するためだけではなく、飢饉に備えて植えたという説もあり、危険を覚悟してまで口にしなければならなかった昔の苦労がしのばれます。また、花が咲く秋には葉がなく、葉が出る春には花はないという特徴から、「花は葉を知らず、葉は花を知らず」と言われています。で、花言葉は「再会」だそうです。葉が若いエネルギーで、花が資金みたいな気がします。