パレスチナ駐日常駐総代表部訪問
駐日パレスチナ常駐総代表部のシアム大使と、
素敵なカップでアラブコーヒーをいただきました。
オーガニック九州産直クラブ社長の吉田登志夫です。
10月9日、東京の「パレスチナ国駐日パレスチナ常駐総代表部」に九州産直クラブ、名古屋にんじんクラブ、神戸産直クラブ、東京産直クラブと福岡パレスチナの会で集めた「ガザの子どもたち支援カンパ(総額で80万円)」を届けに行きました。ナチュラルナチュラル成城店の店長:勝原岳志さんと西日本新聞の島記者さんの3人で訪問し、大使のワーリド・アリ・シアムさんが出迎えてくれて、約1時間、パレスチナ・ガザの現在の情勢と日本とパレスチナの連帯運動の歴史などについて話しをし、アラブコーヒーをごちそうになり、みなさんからいただいたカンパを手渡してきました。私は1980年にPLOアラファト議長の初来日の時に、当時、東京:代官山にあったPLO駐日代表部で議長歓迎委員会のスタッフとして約1ヶ月ほどボランティアで働いたことがあります。そのころからもう30年以上にわたってパレスチナ連帯をほそぼそと続けています。1982年のベイルート戦争でのサブラ&シャティーラパレスチナ難民キャンプでの虐殺事件発生の時も現地でパレスチナの人たちに同伴していました。そのころのベイルートの様子や福岡でのパレスチナ連帯集会などの写真を見ながら、長い時間を振り返りました。パレスチナ・ガザ地区は、先のイスラエルの攻撃で1500トンの爆弾が落とされ、人々の住宅の3分の一が破壊され、250,000人がホームレスになり、42の学校・70の病院が壊されて、水・電気が止まり、人々の暮らしは惨憺なものとなっているそうです。このカンパは子どもたちの生活と教育環境の再建に使っていただけるということでした。僕がパレスチナの人々の受難に出会ってから30年以上になります。そのころは、世の中は時間が経過すれば(当然)良くなるものと思っていましたが、パレスチナの人々の状態はどんどん悪くなっています。世界が「パレスチナの人々の権利の回復」に一致して取り組んで、一日もはやく、パレスチナに「正義と平和」が訪れる日が来ることを願ってやみません。(ーとしか言えない自分が情けないですが、)