読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

九州産直クラブ 社長のblog

九州産直クラブ社長 吉田登志夫の公式ブログです。九州産直クラブの商品や生産者、九州の野菜、肉、魚などの内容や、イギリスのオーガニック市場、フェアトレードなど、様々な情報をお届けします。

大連オーガニック市場調査

乾杯:2日連続で歓迎の宴会が開かれました。豪華シャンデリアの会場で海鮮中華と老酒を満喫しました。写真中央が元大連副市長の孫吉春さん、その左が行者さん、その右が吉田です。                            f:id:sancyoku:20141213191837j:plain

2日目は農村地帯を視察しました。都市へ1時間半の距離に農山村が広がり、産直事業を立ち上げる拠点となるでしょう。それにしても大陸部はマイナス7℃で寒かった。

f:id:sancyoku:20141214154125j:plain

オーガニック九州産直クラブ社長の吉田登志夫です。

僕は1951年生12月14日生まれ、先日63歳になりました。ドリームグループの産直事業をどのような形で次のリーダーに渡していけるのか、そのことを片方で意識しながら現在の経営課題を解決し、次の10年、20年の産直事業の形を模索する毎日です。

 その誕生日をはさんで中国・大連に市場調査に行きました。日本からのメンバーは東京オフィスパイ(ドリームグループ提携会社:雑貨流通業)の行者社長と中国歴30年のEさん、ドリームグループ社長室の蒲池さんとロンドン出身法律家のスタッフと僕の5人。中国の安全食品の事業を立ち上げようとする社会運動グループからの依頼です。大連側は元大連副市長を筆頭顧問とするメンバーで、事務局は大阪の(ドリームグループ福祉事業の指導をしてくれている)アットホームで研修をしていた何さんです。大連は人口600万人の都市で、20年前に僕が通っていたころは、公園の中心には毛沢東主席の銅像が建ち、人々は人民服を着て、自転車が町に溢れ、早朝には町の至る所で太極拳をしているグループが見られました。しかし、いまは車が排ガスで街を埋め、メインストリートをルイビトン、グッチ、エルメス、アルマーニなどの大きなブランドショップが占拠し(裏通りは昔ながらの雑然とした通りですが)、高層ビルが田舎まで進出する様相です。大連湾(日本方面)へ向かう風が吹かない日は(日本で話題の)PM2.5の汚染空気が空を覆い、食べ物は安全よりも流通・消費企業の利益を優先させる社会構造となっています。その大連で「安全食品(中国語で緑色食品)」の生産と流通・消費の事業を立ち上げるべく、4日間の調査を行いました。今回の調査の結論は「そろそろはじめようか」ということでした。日本サイドの事業構想案をたたき台に、大連側が人と場所を手当てしていく形で来年早々にも事務所がスタートすることとなるでしょう。

今から40年程前、アメリカがベトナム(アジア)支配を維持するために、ベトナムの人々の頭上にナパーム弾などの数種類の膨大な量の爆弾を落とし、さらに山林地帯に潜むベトコン(ベトナム解放戦線を組んで地域からゲリラ方式でアメリカ軍と闘う人々)を見つけ出す目的で森林を枯らす農薬(日本製:福岡県久留米市荒木町で製造)をまき散らした時代に、世界中で若者のベトナム反戦運動が広がりました。その反戦運動はアメリカ、南米、アジア、アラブ、ヨーロッパ、アフリカなど各地で世界の変革を求めるヒトのネットワークとしてつながり、その友人のつながりが今もヨーロッパやアラブなどに(わずかですが)残っています。大連の友人のつながりもその流れの中にあります。