2012年7月北九州大豪雨からの復興 めぐみの里 中島さん
2012年7月豪雨災害から復興し、新しく立ち上がった8棟のハウスと中島さんご夫婦
ハウスでは無農薬でキャベツが育っている 黄色い虫取り紙が各所に
左から夢広場マリナ店長:石井さん、中島さん、長丘店長:白水さん、店舗統括:田元さん、春日副店長:藤原さん
夢広場店長と初収穫ブロッコリーの注文取り
オーガニックハウス夢広場&九州産直クラブ社長の吉田登志夫です。
6月30日、夢広場店長達と一日かけて筑後・八女のめぐみの里の生産者を訪問しました。最初の訪問は八女から朝倉にかけての山深い地域の山頂で野菜をつくっておられる中島さん、2012年の豪雨で山頂のハウスを流され、それから3年かけてようやく新しいハウスを再建し、最初の収穫が始まろうとしていました。「このハウスは夢広場への出荷用に再建したんですよ」と感激の言葉から中島さんの案内はスタート。ハウスの中ではキュウリ、ナス、キャベツ、トマトなどの夏野菜がすくすく育っていました。完全無農薬栽培なので害虫との戦いが大変そう。ハウスの中にはいたるところに「虫取り紙」が置かれていました。虫との戦いも手づくりなんだなぁ。中島さんはさっそく初収穫のブロッコリーの注文を各店長から取っていました。
ところでこの復興にかかった費用はハウス1棟300万円だそうです。8棟で2400万円、災害復興補助金8割ということですが、なんとも凄い中島さんの覚悟です。夢広場の店長達も決意を新たにしていました。