九州産直クラブ 社長のblog

九州産直クラブ社長 吉田登志夫の公式ブログです。九州産直クラブの商品や生産者、九州の野菜、肉、魚などの内容や、イギリスのオーガニック市場、フェアトレードなど、様々な情報をお届けします。

肥前朝倉農協 土の香グループ 藤井謙二さんのイチジク 暖地りんご 

藤井さんのイチジク畑を見学f:id:sancyoku:20150729145814j:plain今年一番目のイチジク

f:id:sancyoku:20150729145313j:plain暖地りんごも実が大きくなっていました。

f:id:sancyoku:20150729150931j:plain

オーガニックハウス夢広場&九州産直クラブ社長の吉田登志夫です。

7月末に朝倉農協さんを尋ねました。端境期の野菜の手当てや果物の開発などの相談で産直クラブの担当者とお伺いをしました。朝倉農協には30年ほど前に朝倉の無農薬栽培の女性グループ「土の香」さんとの生協の青空市場の早朝野菜引き取りで通っていたことがあります。そのグループさんとのおつきあいを数年前に夢広場の店頭青市で再開しましたが、後継者がなかなかできないということで今は継続できていません。

朝倉農協との相談が終わって、朝倉地域で無農薬や県エコ認証でのくだもの栽培に取り組んでおられる藤井謙二さんを訪ねました。お宅はハチミツで長年、お取り引きをしている「藤井ハチミツ」さんのすぐ前で「御親戚」ということでした。藤井さんはイチジクや柿、ブドウなどを無・低農薬で栽培されており、ご自分のお店や宅配での直販主体で販売されているそうです。イチジクは10数種類のいろんな品種を無農薬で栽培されており、初夏から秋口までの時期に順番で収穫出荷されるそうです。イチジクは「無花果」と書き、花が咲かなくて実がなる果物で、とても痛みやすくて流通がむつかしく、同行した産直クラブの秋田さんは「直送宅配でお願いしようかなぁ」などとつぶやいていました。熟した食べごろのおいしい無花果をなんとか、夢広場のお客様や産直クラブの会員さんに届けたいものです。そうそう、藤井さんの畑で九州ではじめてリンゴの実がなっているのを見ました。朝倉地域では暖地リンゴの栽培に取り組んだ歴史があるそうですが、なかなか実績につながっておらず、藤井さんは無農薬でのリンゴ栽培に挑戦されているそうです。この秋にはおいしいリンゴが収穫できるといいですね。