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九州産直クラブ 社長のblog

九州産直クラブ社長 吉田登志夫の公式ブログです。九州産直クラブの商品や生産者、九州の野菜、肉、魚などの内容や、イギリスのオーガニック市場、フェアトレードなど、様々な情報をお届けします。

ロンドン・ナチュラルナチュラル/フィンチリー店 日本食&オーガニック+ローカル

ナチュラルナチュラル/フィンチリー店の店頭 もう20年、f:id:sancyoku:20151015133154j:plain野菜・果物は「一般が主」で「オーガニックが方向性」で、ローカル客の利用が多い。

f:id:sancyoku:20151015133121j:plain一番人気は惣菜&魚。惣菜で現地ローカル客をしっかりと引きつけている。

f:id:sancyoku:20151015133024j:plain地下で店の売り上げを支える惣菜スタッフ。奥白タオル頭で手を振っているのが魚捌きの児島タク(夢広場鮮魚部出身)、右端が惣菜担当の坂本トモミさん。朝から魚加工と惣菜調理で戦争の様にめまぐるしい。この地下調理室の支えがあって、はじめて店の売り上げがある。本当に地下での調理作業は大変だ、ご苦労様。(調理場の拡張工事はJ-net吉村ヒロユキが福岡から出張して行ってくれた、アリガトウ)

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ナチュラルナチュラル&オーガニック九州産直クラブ社長の吉田です。

相変わらず好調なフィンチリー店です。店舗は都心ピカデリーから地下鉄・バスで20分くらいのリッチな住宅街のターミナル駅側1分で駐車場無し、週末は周辺で路上駐車。開店以来、苦戦が続いていたがリーマンショック(2008年)でメイン社員を日本に戻し、その頃は20代そこそこの「1984(ジョージオーエル)世代」の若手にバトンタッチして売り上げがメキメキ上がってきた。ワンフロア―20坪弱の狭い店だがセールでは日200万円、平均日80万円の売上をキープしている。若手に代わってからの売り上げアップの決め手は「ローカル(現地の日系以外の客→いわゆる外人さん)」をターゲットに呼び込んだこと。英語での接客をきちんとし、ガイジンでもすぐに食べれる惣菜に力を入れた。日本食材の店だが、的を日系人に絞らずに、ターミナル周辺を行き来するローカル客を惣菜で引きつけたことによって日々の売り上げが出来てきた。年に数回のセールの主客は日系人のまとめ買いだが、日々の客はローカル主体。ここら辺を若い感覚で切り開いてきて、今の売り上げが出来てきている。最初は日本からのオーガニック食材をメインに揃えていたが、賞味期限が短くロスが多く出、価格も高いので、チキンラーメンなどの一般の日本食品も揃えてきた。むしろ(僕が売りたかったのとは違って)、一般の日本食品ほうがここでは必要とされていた。野菜も日系オーガニック野菜を売りたいのだが、ここでは一般の日系野菜のほうがまだ必要とされている。若い世代は僕のこだわりをいとも簡単に飛び越えて、必要とされローカル客に喜ばれる品揃えと接客をどんどん進めた結果が、いまのロンドンのナチュナチュラル店である。タクが刺身を捌き、友美さんが惣菜をバンバン出す。それがローカル客を呼び、来たローカル客はついでにラーメンを買い、次には寿司やみそ汁の作り方を聞いてくる。そのうちに日系オーガニック野菜も売れ出す。こちらの売りたいものにばかりこだわると、逆に売りたいものも売れなくなるようなセオリーを勉強させてもらっているようだ。よく言われる「お客様視線ーお客様は何を求めているか」の大切さである。