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九州産直クラブ 社長のblog

九州産直クラブ社長 吉田登志夫の公式ブログです。九州産直クラブの商品や生産者、九州の野菜、肉、魚などの内容や、イギリスのオーガニック市場、フェアトレードなど、様々な情報をお届けします。

夢広場からnatural naturalへ  natural natural長丘本店 新装オープン 

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ナチュラルナチュラル&オーガニック九州産直クラブ社長の吉田登志夫です。

福岡の夢広場3店舗の大改革を進めていますが、愛称も順次変更していきます。

新しい愛称は「オーガニック&産直良品の店 natural natural(ナチュラル ナチュラル)」です。長い名前ですが、「ナチュ ナチュ」と呼んでいただければと思います。

すでに長丘店では12月10日に外装が新しくなり、看板も「ナチュラル ナチュラル」に変わりました。新しい外装はブラウン色を基調にして、ナチュラルをイメージしました。

  思えば今から25年前の1990年3月、福岡市南区長丘に「企業組合 夢広場」がオープンしました。最初は12坪(現在の3分の一)の小さな店で、初代理事長は菊川憲司さん(当時の本業は古本屋さんで今は闘病生活をされています)。「みんなが集う夢がある広場をつくろう」と菜種油一番搾りの平田さんや山形・置賜の米農家グループや長崎有機農業研究会など多くの生産者の方々に出資いただいて夢広場の産直事業はスタートしました。正社員を雇う余裕もなく、保険代理店(佐々木トシオさん:故人)やキリスト教会の牧師(有川宏さん)などの自由業っぽい友人たちが交代で店頭に立ってくれていました。中興期は坂本洋子店長(故人)も奮闘していました。その後、時代の後押しもあり、現在は産直クラブ、農場、加工場、配送会社などをもつグループ事業として産直運動は継続発展しています。

 新しい愛称の「ナチュラル ナチュラル」はその頃に英国・ロンドンにもオープンさせたオーガニック&日本食品店の名前です。その時代、「Think global&Act Local(地球的に考えて、地域的に生きよう)」という言葉が僕らの間で流行っており、「世界的に考え、地域的に行動する為には、地球規模の消費者&生産者の国境を越えたネットワークづくりが不可欠」という論理で福岡と英国・ロンドンの両方に事業拠点をつくって、食べものの産直運動を進めていこうと考えました。(現在ではnatural naturalはロンドンに2店舗、東京・成城に1店舗あります。)

 店舗を新しくやり直そうと考えたのは、昨年度の消費増税からの店舗売上の低下がきっかけでした。昨4月の消費増税で店舗の4月売り上げは見事に1割落ちました。「9月になったら回復するさ」と横着に構えていましたが、9月になっても10月になっても売り上げは回復せず、眠れない夜が続きました。11月の或る夜中、ふと考えました-「夢広場は地域の多くの消費者を排外している『独りよがりな店』になっているのではないか?地域の多くのお客様が夢広場に入って来て下さるけれど、『入っても買えるものが無い』とそのまま出ていかれるお客様も多い。このことは、店側の姿勢に根本的に問題が在るのではないか?もっと、地域の幅のあるお客様に喜んでいただける店にならなければいけないのではない?」

 それから色々と反省をし、外部からも店舗運営能力が高い人材にも入ってもらい、改革に取り組みました。この9月には店長たちをオーガニック専門店が成長しているニューヨークへも研修に出しました。その結果、新しく得た考えが「GOOD(良い)、BETTR(より良い)、BEST(最上)」の「商品の3者配置政策」です。「その日の財布とにらめっこしながらどれを買うか『選択してもらう』ための3価格帯の品揃えをしていこう」というのが店舗の新しい方針です。走る豚や牛のおっぱいに代表される他には無い「トップブランド」はしっかりと充実させ、同時にそれなりにこだわりがある手ごろな価格帯の商品も選択肢として配置していこうと方針をすえ、現在、品揃えの大改革を進めています

12月は長丘店、来年1月はマリナ店、2月は春日店と外装と看板を新装していきます。でも、一番肝心なのは「根本的に生まれ変わるぞ、お店に入ってこられるお客様を大切にするぞ」という店舗スタッフの心の新装です。店舗スタッフ一同、新しい気持ちでお迎えしますので、「natural natural」をこれまで以上に可愛がってください。