九州産直クラブ 社長のblog

九州産直クラブ社長 吉田登志夫の公式ブログです。九州産直クラブの商品や生産者、九州の野菜、肉、魚などの内容や、イギリスのオーガニック市場、フェアトレードなど、様々な情報をお届けします。

玄海第一育成園訪問

ナチュラル/夢広場&九州産直クラブ社長の吉田登志夫です。

2月9日は商品開発企画担当:塚本さんと福岡市から西に20キロほど走った糸島半島に新規商談訪問に行って来ました。塚本さんはフェアトレード輸入と九州良品の卸営業を担当されてきましたが、那珂川キッチン営業の渡辺さんが1月末で大阪に移動されたのでこれからは渡辺さんの分も塚本さんの守備範囲となり大忙しです。

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朝一番に糸島の地域食材をつかった「おからかりんとう」を主力に製造されている「玄海第一育生園」さんにお伺いしました。ここは知的障がい者の就労継続支援B型事業所で、社会の中で雇用されることが困難な知的障がい者の方が利用し、各自の能力を発揮できるように必要な職業支援並びに生活支援の福祉サービスの提供を行うと共に一般就労も目指しながら、福祉的就労の場として自立支援することを目的として運営されている福祉事業体です。ドリームグループは「有機オーガニック」「産直シェア」「地域」「小さな生産者」「社会的事業」にこだわって食べものの独自流通を広げようと考えていますが、この玄海第一育生園さんは「地域」「小さな生産者」「社会的事業」というこだわりでの出会いです。担当者さんとの商談では「おからは地域の豆腐屋さんの九州産大豆、卵も近くの養鶏場の卵をつかっており原料の生産過程が見えるなどの点がいいですね」「上白糖や油は、先々では、精製度が低い砂糖や圧搾した油に切り替えていけたら」などの話が出ました。最初に出会ってお取引の商談をする時はこちらの考えや言い分だけではなく、お付き合いをしながらお互いの考えを交換し一緒に変わっていける関係を築くのが望ましいと思っています。

<「おからかりんとう」製造の様子-とても清掃が行き届いて整理されたキッチンでした。>

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<「ラスク」の形抜き作業>

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