九州産直クラブ 社長のblog

九州産直クラブ社長 吉田登志夫の公式ブログです。九州産直クラブの商品や生産者、九州の野菜、肉、魚などの内容や、イギリスのオーガニック市場、フェアトレードなど、様々な情報をお届けします。

「安全な食べものネットワーク・オルタ―代表」西川栄郎氏講演会

ドリームグループ(九州産直クラブ&naturalnatural/夢広場)社長の吉田登志夫です。

7月15日(土)に-自然で安全な食べものを求めて-をテーマに「西川 栄郎(ひでお)講演会」を開催しました。

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西川さんは「安全な食べものネットワーク・オルタ―代表」で日本の産直&食べもの運動の創成者の一人であり、世界の安全な食べもの運動の牽引者と評価されているかたです。1947年大阪市生まれ 立命館大学大学院理工学研究科卒後、大鵬薬品工業中央研究所主任研究員として制癌剤の研究開発に従事、大阪大学医学部胸部外科で癌と免疫を研究。薬物や添加物の害の凄まじさを知り、1976年、安全な食べものの共同購入団体 「徳島暮らしをよくする会」を創設 され、ロングライフミルク追放、パスチャライズ牛乳実現に取り組み、脱原発、農薬空中散布中止、薬害告発など幅広く、「いのち・自然・くらしを守る市民運動」に取り組んでこられています。講演会開催の目的は「どうして産直クラブ&natural/夢広場の品物を購入し、食べ続ける必要があるのか?」、その根本的な「理由」を西川さんの講演を通して会員さん・生産者さん・産直スタッフ一緒に考えてみようということでした。産直クラブと店舗では安全で自然な食べ物を産直運動という仕組みをつくって供給しています。生産者さんからは「再生産が可能な価格」で出荷していただき、会員さんには「なぜ、その価格なのか?」をできるだけ説明を加えてながら買っていただいています。しかし、「なぜ、オーガニックな食べものが健康と自然環境にとって大切なのか?」の意味・意義を会員さん&生産者さん&流通スタッフとで共有していくには私たちの力はまだまだ不足しています。この講演会を通して、会員さん・生産者さん・ドリームグループスタッフが「なぜ、産直良品を生産・消費・流通していくことが大切か」を確信する一助になったかと思います。午前の講演会の後は、午後からは西川さんを講師にドリームグループ幹部研修会が持たれました。とても為になる講演会&研修会の1日でした。

<100名の会場は満席でした。講演後の質問が相次ぎ、時間切れとなりました。またの機会を、>

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