九州産直クラブ 社長のblog

九州産直クラブ社長 吉田登志夫の公式ブログです。九州産直クラブの商品や生産者、九州の野菜、肉、魚などの内容や、イギリスのオーガニック市場、フェアトレードなど、様々な情報をお届けします。

パレスチナ連帯集会・イン福岡

足立さんとオマイヤさんと真ん中がヤーラさんf:id:sancyoku:20140821182917j:plain

オーガニック九州産直クラブ社長の吉田登志夫です。

パレスチナ・ガザでの緊張が続いています。イスラエルはパレスチナ人抹殺と言うかつてナチスからユダヤ人が受けた民族浄化という迫害をそのままパレスチナ人に行っています。8月21日福岡パレスチナ主催で「緊急、パレスチナ連帯福岡集会」が行われました。報告は足立正夫さんとオマイヤさんです。足立さんは1970年代初頭に同じ映画監督の若松孝二さんとパレスチナに入り、「パレスチナと世界同時革命」をテーマとした映画を撮り、そのままアラブに残ってパレスチナ人民解放戦線(PFLP)と協同する日本人グループ(日本赤軍など)のマネージャーとして40年に渡って連帯運動を続けておられます。僕がパレスチナ・アラブに通っていたころに随分とお世話になった方です。オマイヤさんはレバノンから22年前に福岡の我が家にホームスティして延安治療所で鍼灸医療を勉強して、その後レバノンに戻り、鍼灸医療活動などを行い、足立さんが日本政府の差し金によってレバノン政府に拘束され日本に強制送還された1999年に足立さんと獄中結婚、その後、日本に来て子ども(ヤーラ)が生まれ、現在はレバノンを拠点に活動をしています。集会では、オマイヤさんは「シリアからガザへとアラブの人々が戦火で苦しめられているが、これはイスラエルとアメリカがアラブでの支配権を確立しようとする戦略の中で行われている。」足立さんは「日本でも、イスラエルに関わる全てをボイコットしようという『イスラエル・ボイコット運動』を広めよう」と訴えました。集会ではシリアから引き揚げてきた日本人女性も発言して、『イスラエル・ボイコット運動』を巡って、意見・質問が沢山出ていました。

先日、九州産直クラブの会員に呼びかけた「ガザへ衣料品と食糧を送ろう!カンパ」が731件36万5千5百円も集まりました。また、同じくらいの額が名古屋・にんじんクラブとこうべ産直クラブ、東京産直クラブでも集まりました。また、福岡の街頭行動でも約6万円が集まり、総計で約80万円のカンパになりました。このカンパはパレスチナ赤三日月社を通してガザの人々に届けますが、現在、ガザに日本から連帯運動の仲間が入っていますので、、直接ガザの赤三日月社病院に届けれるかどうかを模索中です。イスラエルはアメリカの強大な軍事力でパレスチナの人々に襲い掛かっていますが、世界中でパレスチナの人々と連帯する輪は広がっています。日本でも「イスラエルボイコット運動」を[誰にでもできる連帯運動]として広めていければと思います。