九州産直クラブ 社長のblog

九州産直クラブ社長 吉田登志夫の公式ブログです。九州産直クラブの商品や生産者、九州の野菜、肉、魚などの内容や、イギリスのオーガニック市場、フェアトレードなど、様々な情報をお届けします。

オーガニック認証取得の検討 菊池PB畜産品

 

写真左から吉田、オーガニック機構:東端さん、吉井牧場主:吉井さん、ネザスプロジェクト:森さん(吉井牧場にて)

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オーガニック九州産直クラブ社長の吉田登志夫です。

10月22日は「オーガニック認定機構」社長の東端さんと熊本:菊池の産直クラブPB生産拠点を回りました。オーガニック認定機構は農産、輸入、加工など様々な「有機JAS」を認証する会社で、ドリームグループではジェイネットフェアトレードセンターがイタリアのパスタ類の輸入有機認証をしていただいています。

ドリームグループは菊池を「食べもののふる里」と位置づけ、メインのPB生産拠点をつくっていますが、私はそれらの生産物のプラットフォームを一段アップするために「有機認証」がとれるレベルの生産構造にできないかと考えています。今回は最初の視察と言うことで「ホルスタイン乳牛搾乳の吉井牧場」「乳製品製造のシリカファーム」「走る豚飼育のやまあい村」「菊池鶏飼育の自立農畜産」「健康あか牛飼育の菊池農場」を回りました。視察を終えた東端さんの感想は「どこもいい環境で畜産に取り組んでいる。牛・豚・鶏を組み合わせれば総合的な『グループ有機認証』ができる。ぜひ、九州ではじめての『畜産有機認証』をつくりあげましょう」でした。ただ、問題は飼料です。畜産有機認証をとるには資料の85%を有機に転換しなければいけません。東端さんは、餌は九州産直クラブの農産ネットワークと菊池の資源を利用すればなんとかなると言われていました。ここからスターです。グループ有機認証をつくりあげることで、マーケットの閉塞感を打ち破る一歩になればと期待しています。