菊池プライベートブランド生産者ミーティング
写真前列左から:秋田道子さん(産直クラブ農産担当)、辛島さん(菊池農場)の奥さん、吉井龍二さん・由香さん(シリカファーム&吉井牧場)、だいさん(菊池農場)、黒川さん(大誠食品)、伊東さん(くまもと産直クラブ)、武藤計臣さん(やまあい村)、中列左から:荘野さん(自立農畜産)、城本さん(くまもと産直クラブ)、井上さん(自立農畜産)、武藤かつのりさん(やまあい村)、後列左から:友池さん(夢広場統括)、吉村さん(産直クラブ統括) 久川さん(菊池農場)、宮田さん(各経理預り)、宮本さん(くまもと産直クラブ)、森さん(産直クラブ企画)、辛島さん(菊池農場)、藤井さん(各顧問:獣医)、吉田(DG社長)、柳田さん(春日店店長) 池田さん(産直クラブ物流統括)
オーガニック九州産直クラブ社長の吉田登志夫です。
11月21日夜、菊池農場研修室でドリームグループ菊池PB生産者ミーティングをおこないました。PB生産者とドリームグループスタッフ総勢25名が集まり、ドリームグループの現状報告とこれからの菊池PB生産品の方向性の提案を行い、いろいろと議論しました。アベノミクスで急激な円安コスト高に入り、畜産飼料は前年比25%の値上げがあり、生産品の原価も上がりましたが、産直クラブ・夢広場での小売価格への転嫁はしずらい状況にあります。4月の消費増税以来、売上は落ち続けており、これ以上の売価値上げはさらなる売上マイナスに連鎖するおそれがあるからです。菊池地域の農業畜産生産とDG流通のこれから20年をどう展望していくのかの難題に直面しています。ドリームグループからは以下の提案をしました。
- 菊池オーガニック構想の検討推進:菊池PBチームとしてオーガニック認証をとり、ブランド力を高める。
- コスト抑制の展望をつくる:「地域飼料の開発」「繁殖一貫飼育」「DG内循環畜産」など知恵を絞る。
- 収益性とストーリー性のある新商品開発。
- 次世代を主体にした『月例菊池ミーティング』を定例で来年1月から開催していきたい。
議論では「DGだけに頼ることなく、生産者主体をもって経営戦略&販路づくりをしていく必要がある」との前を見据えた意見が出されていました。いずれにしろ、これから先、円安・コスト高・TPP海外格安原料輸入など事業局面では難問続きです。向こう20年を見据えたスクラムづくりが問われています。