九州産直クラブ 社長のblog

九州産直クラブ社長 吉田登志夫の公式ブログです。九州産直クラブの商品や生産者、九州の野菜、肉、魚などの内容や、イギリスのオーガニック市場、フェアトレードなど、様々な情報をお届けします。

夢広場 12月31日19時の店長会議 2014年大晦日

春日店では午前3時半からおせちの調理と詰め合わせが行われました。                f:id:sancyoku:20150101073114j:plainオーガニック九州産直クラブ社長の吉田登志夫です。

2014年12月31日大晦日の僕の仕事は予約おせちの配送と店舗終了後の店長会議でした。例年夢広場の予約おせちは那珂川キッチンで調理していましたが、今年は春日店に惣菜部ができたので、春日店で手づくりおせちがつくられました。数日前から仕込みがなされ、31日は早朝3時半からスタッフが集まり、8時半仕上げを目指して詰め合わせが行われました。僕はそこで完成したおせちを長丘店とマリナ店に運搬するのが役割です。夢広場の材料でできた予約おせちは、それはそれは立派なものでした。

閉店後、夜19時から桧原センターに店舗社員があつまって店長会議をもちました。友池、石井、柳田の3店長と平田、石橋の社員スタッフと僕とで大晦日の最後のミーティングです。今年は4月増税があり、重ねて社長である僕の大きな方針ミスで福岡の店舗の損益はマイナスで推移しています。考えれば東京:成城店とロンドン2店舗を合わせるとグループで現在6店舗をかかえています。これまでグループの事業はクラブ宅配(東京、名古屋、神戸、九州)を主体につくってきました。人事も宅配で育ったスタッフが店舗に出ていくというツギハギの形でつくってきましたが、「これからは店舗独自のレベルの高い人材と事業ノウハウを導入していく必要がある」というのが2014年の総括です。僕自身も店舗運営は深く理解していませんし、現存のスタッフで店舗運営のプロと言える人材は育てきれていません。大型ショッピングセンターとコンビニが席巻していく食べものマーケットのなかで、オーガニック店舗事業を伸ばしていくには高いレベルの店舗人事が不可欠な状況となっています。「リーダーの限界が組織の限界」とならないよう、新しい年は新しい店舗リーダーを外から迎えることとしました。で、2014年最後の店長会議のまとめは「1月5日から新しい店舗の運営トップ2人を迎えて、来年はゼロから再出発する」ということでした。1月5日初日から店舗統括のトップと現場プレイヤーのトップの2人を他店舗業界から迎え、夢広場の店舗運営をゼロからつくりなおしていきます。ネットなどのバーチャルがもてはやされる社会傾向ですが、食べ物は必ずリアルに回帰していくものと思います。ドリームグループは「地域で人と人が交流するしっかりとしたリアル店舗」をつくっていきたいと思います。