九州産直クラブ 社長のblog

九州産直クラブ社長 吉田登志夫の公式ブログです。九州産直クラブの商品や生産者、九州の野菜、肉、魚などの内容や、イギリスのオーガニック市場、フェアトレードなど、様々な情報をお届けします。

肥後やまと会 有機農業 新規就農者

肥後やまと会の事務局の小川さん(マスクの女性)からの説明 右端は久留米・にんじん名人の中村さん 左は産直クラブ農産新担当の藤井さん              f:id:sancyoku:20150704105159j:plain

有機栽培ナスの圃場の説明をするグリーンファーム矢部の西山幸司さん

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農業用水を方面に分ける「農業遺産:円形分水」 

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オーガニックハウス夢広場&九州産直クラブ社長の吉田登志夫です。

7月4日、産直生産者総会の午前中、肥後やまと会さんの圃場見学を夢広場&産直スタッフ20人でさせていただきました。生産者の会前会長の久留米のにんじん名人:中村さんも同行されました。肥後やまと会は2010年に後継者を育て有機農業を活性化させるために設立され、当初12名だった会員も現在は31名、新規就農者が7名で会員の半数が40歳以下ととても元気な会です。会としての協同流通出荷業務は1年目ですが、すでに事務局スタッフが4名もおられ急速な発展ぶりです。産直クラブは主に野菜セットに入れる野菜をお願いしています。やまと会の生産者はいろんな種類の野菜をつくっておられます。見学では「バナナ(ベビー)ピーマン」「小松菜の周年供給ハウス」などにみんなの関心がいっていました。特に夢広場店舗は、新規就農者の「不安定・少量・多品種の野菜」の出荷先として適しており、見学に参加した各店長は今後のおつきあいに期待している様子でした。山都町は町ぐるみで有機農業の発展に取り組んでおり、(TPP路線とは区別された)日本の農業の未来を切り開くエネルギーを感じました。