2016熊本地震 九州産直クラブ生産者 菊池農場あか牛繁殖飼育舎崩壊 義捐金カンパ
【地震で崩壊した菊池農場あか牛繁殖飼育舎】
ナチュラル/夢広場&九州産直クラブ社長の吉田登志夫です。
4月14-16日の熊本地方の大地震でナチュラル/夢広場&九州産直クラブの生産者に大きな被害が出ている模様です。
【熊本地震-第1報と義捐金募集のお願い】
■4月14日夜、熊本地方に震度7の地震が発生し、更に16日早朝本震が追っかけて発生しています。16日現在でナチュラル/夢広場&産直クラブ生産者関係での人身負傷は掌握されていませんが、いくつかの被害状況が上がってきています。特に16日早朝の本震の影響は広範囲にわたって被害につながっているようです。
○菊池農場(菊池)-あか牛の繁殖用牛舎(母牛18頭、子牛3頭)が崩壊、母牛2頭が下敷きになり、1頭はすぐに死亡、もう1頭も危ない。残る牛はとりあえず運動場につないでいる。運送状況が整い次第、他の農場に移動させる予定。
○シリカファーム(泗水)-牛乳工場建物屋上の給水タンクがひっくり返り、断水。工場設備は大丈夫の模様だが、冷却等ができずに当面は製造が不可能。復旧のめどはたたない。
○レインボーグループ(宇城)-家屋自体の壁の崩壊や屋根瓦の落下が激しく、避難所で過ごす。道路も崩れており、出荷は困難。
○肥後やまと会(山都町)-道路が寸断されており、出荷は難しいだろう。
○大和自然農研究会(宇城)-家の土塀が壊れ、瓦も全部落下。仏壇・家具も倒れ、家の中はグチャグチャ。昨日は高台に避難した。
○九州有機の里(熊本)-各地の生産者多数との連絡が取れてない。道も寸断されてどこが通じているのかの情報がない。本日分の出荷は不能。
○グリーンファーム熊本(益城)-すごい状況、前日から被害が大きく避難所暮らし。全体の被害状況の確認が取れていない。
○カントリーママ(菊池)-家・製造場は大丈夫だが、道が寸断されて動きがとれない。田舎なのでいつ復旧されるかわからない。
○万菜村(植木)-特に問題なし。植木周辺は大丈夫みたいです。
○産直クラブくまもとセンター-配送センターは大丈夫な様子。伊東、若杉の配送スタッフは避難所に避難。火曜日からの配送がどうなるかを見極めている。
■北海道:興農ファームの本田さんなど多くの全国の関係者の方々からお見舞いの電話・メールをいただいています。地球が起こす自然災害は地球に住んでいる限りそれなりに避けようがありませんが、人がつくりだす災害はなんとしても避けたいものです。熊本の生産者さんからは「近くで再稼働し出した川内原発が怖いですね。」という声が聞かれました。
【義捐金募集のお願い】
■ナチュラル/夢広場&産直クラブでは被害を受けられたグループの生産者さんに向けての義捐金を募集します。賛同いただける方は以下の口座に送金ください。
〇西日本シティ銀行 長住支店 普通預金 846694 株式会社ドリームグループ 代表取締役 吉田 登志夫
〇ゆうちょ銀行 記号17490 番号 58494371 株式会社 ドリームグループ
【16日朝の九州産直クラブ・熊本地震対策会議の様子 メンバーは左から統括:吉村、農産担当:藤井、企画責任者:井上、配送責任者:富田、組織:平田、後ろのマスクは物流責任者:池田】