菊池農場 あか牛新繁殖牛舎
ドリームグループ (九州産直クラブ/ナチュラルナチュラル夢広場&ロンドンナチュラルナチュラル)代表の吉田登志夫です。
熊本地震で崩壊した2棟の菊池農場の牛舎が、新しく広々とした運動場付きの新繁殖牛舎として再建された様子をお届けします。2016年の熊本地震で2棟の牛舎が崩壊して3年が経ちますが、昨年多くの方々のご支援で新しく繁殖牛舎として建て直され、今年に入って徐々に母牛を移動し、子牛も生まれ始めました。
「より自然な形で牛を育てよう」というのが菊池農場の牛飼育方針です。牛本来の餌である草を多く食べさせ、濃厚飼料と多投してつくるサシ(脂)でなく、赤身がおいしい肉をつくろうと地元熊本の伝統あるあか牛の飼育を始めてから10年以上が経ちます。今では、繁殖から肥育まで一貫生産の体制をつくりあげ、「健康あか牛」というブランドで産直クラブや全国の自然食流通組織に出荷しています。この繁殖牛舎では26頭の母牛と17頭の子牛が生活しています。菊池は暑い夏を越えて、これから秋、冬に向かいます。牛たちにとっては過ごしやすいいい季節に入っていきます。