九州産直クラブ 社長のblog

九州産直クラブ社長 吉田登志夫の公式ブログです。九州産直クラブの商品や生産者、九州の野菜、肉、魚などの内容や、イギリスのオーガニック市場、フェアトレードなど、様々な情報をお届けします。

ゆうきフェスタ:熊本オーガニックの祭典 荘野あきらさんと再会

初心者マークをエプロンに貼ってがんばるあきらさんf:id:sancyoku:20141116123525j:plain

オーガニック九州産直クラブ社長の吉田です。

ロンドンから戻った週末の日曜日は熊本の「ゆうきフェスタ」に行きました。産直クラブは熊本のスタッフにプラスして福岡からの応援の吉村、秋田、大倉さんが「走る豚の肉まん」の店頭販売をしながら、産直クラブの紹介をしました。大倉さんは肉まんの店頭販売の名手です。先日亡くなった森シェフ直伝で、肉まんを蒸し器でふかしながら販売します。昨年は200個もっていきましたが完売したので、今年は倍の400個をキッチンで製造してもらって、長い行列のお客様に販売していました。ゆうきフェスタは熊本の有機農業にたずさわる生産者、流通者、消費者が一緒になって毎年開催しているお祭りで今回で15回を数えます。今年も100近いお店やワークショップなどが並んで盛況でした。まんな村(野菜)、シリカ(ソフトクリーム)、グリーンファーム(農産)、松合食品(味噌・醤油)など産直クラブの熊本の生産者も沢山出展されており、熊本の有機食べものネットワークの豊かさを感じました。

そのゆうきフェスタでうれしいことがありました。ロンドンで5年間ほど一緒に過ごした荘野あきらさんと再会したことです。あきらさんは小学校5年生くらいでお母さん(ロンドンJCLAの経理責任者でした)とお姉さんとロンドンに渡り、中学卒業くらいまでロンドンで過ごし、熊本に帰って高校、専門学校(調理)を出て、いま、オーガニックレストラン:ビオサルーテで仕事をはじめて8か月というところでした。ロンドン時代はぽっちゃりとしていて、いつもお母さんの後ろにかくれた甘えん坊という印象でしたが、もう、そんな面影はまったくなく、しっかりとした青年になっていました。「吉田さん、お久しぶりです。」と挨拶をされたときは、「えっつ、あきらくん?」とびっくりでした。わけもわからないでロンドンに連れていかれ、慣れない英語の現地の学校に通い、とても大変だったことでしょうが、その経験が人生のどこかでいい思いにつながっていってくれればと願います。