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九州産直クラブ 社長のblog

九州産直クラブ社長 吉田登志夫の公式ブログです。九州産直クラブの商品や生産者、九州の野菜、肉、魚などの内容や、イギリスのオーガニック市場、フェアトレードなど、様々な情報をお届けします。

菊池鶏  自立農畜産 醗酵床

前日入ったばかりのひよこ達      

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オーガニック九州産直クラブ社長の吉田登志夫です。

4月の初めに熊本のグループ会社:(株)自立農畜産の「菊池鶏」の様子を見に行きました。自立農畜産は「畜産の地域飼料開発」と「農業技術のグループ継承」などをテーマに10年ほど前につくった組織で、当初は競りで落としてきた黒毛和牛の経産牛(子を産み終わった12歳前後の健康な母牛)を地域自給飼料で飼い直して「マザービーフ」ブランドとして出荷するという飼育事業を手掛け、その後食肉加工事業、菊池鶏飼育事業、ハムソーセージ製造企画事業へと拡げてきています。社長の荘野潔さんは「くまもと生協→Gコープ」を経て、菊池の畜産生産者ポールさんのヨーグルト・チーズの製造&販売支援やシリカ牛乳の配送拡販などをされた後、途中5年間程ご家族でロンドンに赴任されてナチュラルナチュラルで魚・惣菜キッチンをメインに仕事をされ、帰国後、北海道の興農ファームで畜産研修をして、自立農畜産を立ち上げたという経歴です。自立農畜産の「菊池鶏」ですが、ようやく養鶏の形が見え始めたところかな?という到達点だそうです。敷地に入ると地元杉材で建てた立派な鶏舎がまず目に入ります。産直クラブグループでは誰も養鶏などしたことがなく、福岡・那珂川の養鶏場の構造などを見学して、見様見真似でジェイネットの大工さんがつくりましたが、人間の宿舎にしてもいいような立派なものができてしまいました(これに金がかかったのは僕の責任です。次はもっと簡素な鶏舎をつくるそうです。)当日はオールイン・オールアウトで新しいヒナ1000羽ほどが入ってきていました。鶏種は一般の白ブロイラー種です。鶏種についてもいろいろ研究した紆余曲折があります。最初は赤種や黒種の鶏を入れたりして試行錯誤で育てていましたが、鶏同士のケンカが絶えなかったり、順調に大きくなってくれなかったりで、いまのところ白ブロイラー種が一番育て易いということで落ち着いています。この養鶏場は北海道:興農ファームの本田さんのアドバイスで、ひよこにとって暖かく健康的な環境の「醗酵床」になっています。産直クラブグループの農畜産事業も少しずつ、進んでいます。