九州産直クラブ 社長のblog

九州産直クラブ社長 吉田登志夫の公式ブログです。九州産直クラブの商品や生産者、九州の野菜、肉、魚などの内容や、イギリスのオーガニック市場、フェアトレードなど、様々な情報をお届けします。

九州産直クラブ取締役:平田敏康さんの結婚披露宴

(株)ドリームグループ(産直クラブ&ナチュラル/夢広場)社長の吉田登志夫です。

2月24日九州産直クラブの会員組織担当取締役の平田敏康さんとさくらさんの結婚披露宴が博多駅空天で開催されました。平田さんは入社8年目、32歳の若手の取締役です。性格は「シャイで実直」、困ったときになんでも引き受けてくれる頼りになるスタッフです。入社2年目の頃、名古屋のにんじんCLUBから「模範になる配送営業スタッフを送ってくれないか?」という要請があり、「1年でいいので行ってくれない?」と頼みましたが、結局は2年間しっかりと努めてくれました。また、1昨年は東京産直クラブの立上げ会員拡大営業で最強の戦力が必要となり、「3か月間、応援を頑張ってくれ」と頼まれ、結局は1年近く出向し、成果をあげてくれました。東京に行った頃はもうさくらさんとの際が始まっており、「彼女、大丈夫か?」と聞くと、「ときどき東京に来てくれて、それなりに楽しんでます」と答えてくれてました。披露宴のエピソード紹介ではプロポーズは東京ディズニーランドでとのこと、東京出向中だったようでちょっとホットしました。平田さんはそう器用な人ではありませんが、「みんなが倒れてしまっても最後は僕が守ります」というような信頼感があります。新しいパートナーを得て、ますます仕事もレベルがあがってくることと楽しみにしています。ちなみにご縁は配送していたマンションの管理人さんのご紹介、「礼儀正しくていい青年と思ってさくらさんに紹介した」とのこと。ときどき会員さんの紹介などで結婚相手が見つかる我が社のスタッフたちです。

<こんな美女美男のカップルです。>

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<産直クラブの仲間もテーブルを囲みました。>

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横浜:マザーズ藤ヶ丘店の新しい鮮魚担当者・藤崎勝成さんの九州研修

(株)ドリームグループ(産直クラブ&ナチュラル/夢広場)社長の吉田登志夫です。

昨年からドリームグループ事業提携に参加した横浜:マザーズ藤ヶ丘店で新しい鮮魚担当者が誕生しました。藤崎勝成さん、40歳で元くまもと産直クラブの立ち上げ期の配送担当者です。ずっと配送関係の仕事に携わってきましたが、昨年歳末30日にnaturalnatural成城学園駅前店の鮮魚大将:村畑さんの手伝いをしたところ、村畑さんの鮮魚捌き技術に魅了され、鮮魚大将の道を志すことにしたそうです。早速、年が明けた2月頭から2~3か月の予定で九州・福岡のnaturalnaturalマリナ通り店の鮮魚大将・大田さんのもとで厳しい修行を始めました。その間、マザーズ藤ヶ丘店にはドリームグループ鮮魚の総大将の勝原司さんが福岡から単身赴任して藤ヶ丘店鮮魚売り場をつくります。

<まさに魚屋さんの風格の藤崎さん>

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<マザーズ藤ヶ丘店の入口。日本で初めてオープンしたオーガニックスーパーです。>

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<藤ヶ丘店の鮮魚売り場、藤崎さんが帰ってきたら店頭に売場を拡大開設します。>

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<広いマザーズ藤ヶ丘店の店内、グループトップの売上までもう少し。>

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<マザーズ藤ヶ丘店内には自家製造パン工房があり、お客様に天然酵母パンが好評です。>

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インドネシア研修生:ビマとバガスの旅立ち

 (株)ドリームグループ(産直クラブ&ナチュラル/夢広場)社長の吉田登志夫です。

2018年1月インドネシア研修生:ビマとバガスが就業ビザ期限の満期をむかえ、厳寒の福岡空港から常夏の故郷インドネシアに帰国ていきしました。

福岡空港から旅立ち:左がバガス、右がビマ>

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3年間、とても良く働いてくれました。朝9時から夕6時まで月→金曜の週5日、グループの有機認証惣菜工場「那珂川キッチン」で惜しむことなく体と頭を駆使して、スタッフ先頭で業務をひっぱってくれました。年末やスタッフ不足のときは率先して残業を引き受けてくれ、パートさん達からの絶大な信頼をもらっていました。仕事最後の日、「僕たちの後の研修生は来るのですか?」と2人から聞かれ、「いや、いまのところは考えていない」と答えました。なぜ?という顔をしていましたが、詳しくは話しませんでした。とてもいいスタッフで、給与も日本人スタッフと同じ基準で支払ってきましたが、やはり「3年間期限」というのは、いいスタッフだからこそむつかしい。キッチンの調理の仕事は高い専門性を身につける技術&管理の仕事であり、2人が抜けた穴は大きく、3年ごとにまた最初から研修生を育てていくには現場の負担が大きいのです。本人たちは、もっとキッチンで働きたいと思っていますが、そこには国家=就労ビザの壁があります。実態は彼らはもはや「研修生」ではなく、立派は専門性をもった労働者=社員ですが、日本政府は3年以上の就労ビザを出しません。本当は、政府も彼らを実態は「労働者」として日本国社会が必要としている存在であるのが解っているのに、鎖国時代からの偏狭な「日本単一民族国家思想」を歴代政権は引きづっており、彼らを「研修生」の地位におしどどめています。時代は一挙には進みませんが、次の時代は、国境が低くなり、人が自由に自分の働くところ、住むところをその意思にそって選択できるようになるといいなぁとつくづく思います。もちろん、故郷は一番いいところではありつづけますが、世界のどこででも生きていけるような社会は希望につながります。

「ビマ、バガス、3年間、ありがとう。また、会える機会があるといいなぁ。また、一緒に仕事ができたらいいなぁ。」

 

 

<以下は、3年前最初に那珂川キッチンにビマとバガスが来た時の写真と記事です。>

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2月17日、インドネシアからの研修生2人が福岡に到着しました。グループの惣菜製造工場の「那珂川キッチン」で3年間、研修生として仕事をしてもらいます。きっかけは昨年春に日本インドネシア経済協力会の招きで「ジャワうなぎ」の視察に行った際に、研修生学校を訪問したことからです。協力会が運営する学校では常時400人の研修生が日本で仕事をすることを目的に日本語と日本の習慣を勉強しています。その真剣な姿に感銘し、ぜひ、ここの青年にきていただきたいと思いました。インドネシア人口は世界第4位の2億3千万人、最大のイスラム人口を抱える国で平均年齢は27歳です。日本は人口1億3千万人、平均年齢が46歳で人口ピラミッドは逆三角形、インドネシアは普通の三角形と真逆の人口構造です。ジャワうなぎ生産地の田舎に入って行くと若い青年たちが街に溢れています。日本では若い労働力がどんどん減ってきており、農業や建設業は労働力不足にあえいでおり、運送や製造、サービス業の労働者確保も深刻になってきています。少子高齢化社会に入った日本の産業&社会が、アジアの若い人たちに助けてもらわなければやっていけない時代がすぐそこまできています。仕事を求めるインドネシアの若者に、若い労働者が減少していく日本に来ていただいて仕事をしてもらうことは、今後の日本とアジアを見ていくうえで大切なことであると考え、仕事が覚えやすい惣菜製造の「那珂川キッチン」に来ていただくこととしました。ビマさんは21歳、バガスさんは18歳でともにカソリッククリスチャンで、日本語は生活が出来る程度。インドネシアでは宗教はとても大切に考えられており、節目にはキリスト教会に行きたいようです。彼らは産直クラブ敷地内の寮に住んで自炊し、約4キロ離れたキッチンに月-金で通います。協会への指導料など込みでの2人の人件費コストは通常の社員を雇用するのと同じくらいになります。初日昼食は本部事務所でキッチンの佐藤さん新開発の野菜カレーを食べました。キッチン現場は女性パートさんが多く、お互い少しずつ距離を測りながら仕事を開始しました。これからいろんなことを学び合っていきたいと思います。(2015年2月のブログ)

 

熊本:菊池新年会

 (株)ドリームグループ(産直クラブ&ナチュラル/夢広場)社長の吉田登志夫です。

1月13日、毎年恒例の菊池新年会が菊池市泗水のシリカファーム2階で開催されました。これまでは土曜夜に菊池農場研修棟で開催していましたが、改修中であり、今年は土曜日昼間の開催となりました。ドリームグループが菊池地域に入ってから15年が経とうとしています。吉井さんのシリカ牛乳や武藤さんの走る豚、間さんの有機野菜などと出会ってそれらを柱に産直事業を福岡都市圏でスタートさせ、「菊池を食べものの故郷に」というスローガンを掲げて、水がきれいで田畑と山の自然が素晴らしい菊池をドリームグループの農畜産生産根拠地にしようと、生産者のみなさんとのお付き合いに加えて、「自らも生産することをやろう」と自社農場を拓き、健康あか牛・自然米・菊池鶏・有機野菜などの生産事業も立ててきました。産直流通事業はそれなりに形ができてきましたが、自社農場での生産はまだ端緒に立ったばかりという感じです。これから次の時代へ向けて、産直流通事業を基盤にしながら「自らも生産する」自社農場事業を組み立てていきたいと考えています。

<宴会最後の記念写真です。産直クラブスタッフと熊本の生産者さんで楽しい時間が持てました。>

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<挨拶する古藤さん(産直クラブ営業部長):「産直クラブの仕事はこれから将来性豊かな仕事であると信じています」と一番みずみずしい挨拶をしてくれました。>

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<万菜村代表・間さん(中央)の挨拶、「有精卵が不足してるけど、今年は取り組むメンバーを増やします」と言ってくれました。その左から、走る豚の武藤カツノリさん(お父さんは体調悪く欠席)、万菜村:内田さん、九州有機:蓑田さん。>

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<「肥後やまと会」代表・原田さん(右)と24歳新規スタッフ・小川さんの挨拶>

 

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<1昨年の熊本地震で大きな被害を受けたグリーンファーム(益城)の新代表:島川さん(右:元気豚の生産者)と古庄さん>

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<産直クラブ物流部長:富田さん、いつもは業務でなかなか外に出れないが今回は参加、「欠品がないようにお願いします」とカチット仕事モード。>

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<(株)自立農畜産(菊池鶏、ハムソー、食肉加工)の荘野さんの挨拶、「今年は65歳になるのでそろそろ楽をしたい」などと言っていましたが・・・。その右隣は(株)共同の山下社長、熊本産直便や食肉加工・ハムソー製造でおせわになっています。>

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<昨年4月から新社長を担う菊池農場の久川さんの新任挨拶(右端)、左端は10月からくまもと産直クラブの責任者になった廣島さん、菊池農場・自立農畜産とくまもと産直の3身一体の運営の要となって欲しい。>

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<新年会のスタート:乾杯の音頭は(株)共同の山下社長が取ってくださいました。>

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ビマとバガスの長崎卒業旅行

(株)ドリームグループ(九州産直クラブ&ナチュラル/夢広場)社長の吉田登志夫です。

昨年12月30日にインドネシアからの研修生:ビマとバガスの3年間の仕事が終了しました。年明けて1月5日に2人は長崎への旅行に行きました。どこに行きたい?と聞くと、「ハウステンボス」と答えたので3日間の旅行を企画しました。長崎まで足を延ばして、平和公園と原爆資料館にも行こうと話し合いました。ハウステンボスは夜の光のショーが楽しみだそうです。平和公園と原爆資料館は、彼らの一生の記憶に残ることと思います。

<朝8時半、博多駅をハウステンボス3号で出発。右がビマ、左バガス >

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<窓側にバガス、通路側がビマ、楽しそうにスタートしました。>

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<年末に、何が食べたい?と聞いたら「寿司」と言ったので、廻らない寿司をいただきました。>

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<12月の繁忙期に最中に、3年間一緒に働いた那珂川キッチンのスタッフと2人の歓送会をもちました。>

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