九州産直クラブ 社長のblog

九州産直クラブ社長 吉田登志夫の公式ブログです。九州産直クラブの商品や生産者、九州の野菜、肉、魚などの内容や、イギリスのオーガニック市場、フェアトレードなど、様々な情報をお届けします。

福岡県地産地消課 ふくおかエコ農産物拡大協議会 朝倉普及所 特別栽培米販売

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ナチュラルナチュラル&夢広場&九州産直クラブ社長の吉田登志夫です。

12月15日、福岡県朝倉で開催されたふくおかエコ農産物認証生産者交流会に参加しました。農薬や化学肥料を少なくして環境にやさしい農業を推進しようと福岡県は地産地消課をおいて福岡エコ農産物認証制度(県基準より半分以下の農薬&化学肥料の使用にとどめる)を普及させようと取り組んでおり、その推進のためにエコ農産物拡大協議会が主催した朝倉地区の生産者交流会です。産直クラブ&ナチュラルナチュラル・夢広場では3者配置政策の一環として朝倉の特別栽培米を月2トンほど取り扱っています。生産者と会ういい機会だということで店舗統括:田元さん、産直クラブ統括:吉村さん、商品企画統括:柳田さんと参加しました。当日は20名位の生産者が参加されて、主に「エコ認証はとったけど、そのことで販売が伸びることがない」「環境保全型農業への補助金制度は実際の有機や自然農をしている生産者は使えない」などの意見が出ていました。私からは「エコ認証生産者ができても川下の流通がきないと広がらない。ネックはエコ生産者が個々に存在して、個々の取引では発送費などが高くつくこと。朝倉で普及書なりが流通の窓口になってくれれば、販売者としてはとても助かる。」などの意見を言いました。交流会のあとの懇親会では、柿を入れてくれている秋吉さんと顔を合わせることができました。「店舗の農産仕入れ担当者が代わってから発注が来なくなった」ということで、早速、柳田さんと再開の話がされていました。ところで、交流会の机の上の僕たちの紹介プレートは「実需者」と書いてありました。初めて見るこの言葉ですが、実は農協用語だそうでネットで見ると「量販店、昼食・外食産業、食品加工業者など、生産者から仕入れた商品を消費者に提供している。実際に需要のある業者をさす。」とありました。一つ、勉強をしました。